人生

空気

2016/10/16

日本人は空気の中で生きています。
以心伝心といいますが、言われなくても空気を読んで行動しようとします。
時には、人に空気を読むことを強要し、読めない人をKYと揶揄したりします。
そして、空気を読めない人、言葉で考えようとする人を排除するのです。
時代が狂気の空気に包まれた時、戦争へと突入するのではないでしょうか。

胎児期から幼児期という言葉によるコミュニケーションが取れないとき、
子供は自分の欲求を伝えるために、非言語的手段を使います。
母親は子供が発する気を感じ取り、その欲求に応えようとします。

ある欲求を伴った気を「念」という言葉で表せば、
念を送っても応えてもらえない子供は、もっと念を強めていきます。
そういう子供は、大人になっても言葉で表現するよりも、
人に向かって念を発するようになります。
人に向かった念は「呪」となり、人をがんじがらめにします。
死霊よりも生霊のパワーの方が強烈と言われる所以です。

念や呪が充満し、言葉の光が失われ、澱んだ空気が日本全体を覆っています。
この日本を救う唯一の道は、空気を読むことでも念ずることでもありません。
自分が感じること、やってほしいことを言葉で表現することです。
光の言葉が汚れを祓うのです。

正しい日本語、論理的な「やまとことば」が顕れた時、
新しい時代が始まるような気がします。

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